封魔師の少年がサキュバスを召喚して、お仕置きを食らわせる話──そう聞いていた。でも、それは半分しか正しくない。
ソーダ畑(無敵ソーダ)のオリジナルコミック『淫魔お姉さんにはエッチなお仕置きで戦うんだよ!』を読んだ感想をレビューしていきます。
作品詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 淫魔お姉さんにはエッチなお仕置きで戦うんだよ! |
| 作者 | ソーダ畑(無敵ソーダ) |
| 配信開始日 | 2022/10/26 |
| ページ数 | 36ページ |
| 題材 | オリジナル |
| 作品形式 | コミック(JPG・PDF) |
| ジャンル | ファンタジー/拘束/辱め/巨乳/おっぱい/搾乳/母乳/放尿・お漏らし/サキュバス・淫魔/長身 |
| 販売サイト | FANZA |
あらすじ
召喚の儀式で現れたサキュバスのお姉さん、フィオナ・リリムと、天才封魔師の少年・黒鳥(くろどり)とうまとの「悪魔払いの儀式」と称した攻防を描いたオリジナルおねショタだ。
巨乳・長身・サキュバスという設定で期待する体験を、商業連載クラスの画力で届けてくれる。それだけは先に言っておく。
感想①:フィオナ・リリムという存在──このサキュバス、描き込みが尋常じゃない
「巨乳・長身・サキュバス」というタグを見た時点で、買う理由はそれだけで足りていた。
加えて無敵ソーダ、ヤングマガジンで連載を持つ人がサークル名ソーダ畑として出している同人だというのも知っていた。商業誌で描き続けている作家の同人は、絵柄の地力が根本的に違う。
で、実際に読むと──やっぱり違った。
フィオナ・リリムの造形に「重さ」がある。
胸の描き方に密度があって、長身という設定がキャラ全体のフォルムを引き立てている。妖艶さと「お仕置きを受ける側」としての表情の落差が、同じキャラの中に両立している。
同ジャンルを何冊か読んでいると、キャラが「でかいだけ」で止まっている作品と、「そこに確かに存在している」と感じさせる作品の差がわかってくる。
フィオナは後者だ。
感想②:前半と後半で、全然違う話になる──逆転の設計がエロとして気持ちいい
この作品の構造は、ほぼ二段になっている。
前半は、封魔師の少年・黒鳥(くろどり)とうまが主導権を持つ。悪魔払いの儀式という名目で、お姉さんに仕掛けていく側だ。
ショタが攻め側に立つというのは、おねショタというジャンルの中でも独特の入り方で、そこへの期待で読み進めていた。
後半、状況がひっくり返る。
フィオナが主導権を取り返した瞬間に、前半で積み上げてきたものが全部「布石だった」という読み方に変わる。「退治しに来た側が逆に食われる」という展開──言葉にするとシンプルだけど、実際に読んで体験すると切り替わりのタイミングが相当いい。
このジャンルの「正解」のひとつを見せてもらった感じがした。
感想③:30ページで完結する密度──尺の短さが気にならない理由
本文は30ページ、表紙込みで36ページだ。短いと言えば短い。
読み終わって「もっと読みたかった」とは思った。でも「足りなかった」とは感じなかった。
この二つは微妙に違う。
前者は作品の吸引力で、後者は構成の完成度だ。
召喚→前半の攻防→逆転→着地、という流れが30ページの中に整然と収まっていて、冗長なページが一枚もない。次のコマへの引きが効いているから、読んでいる間ずっとテンポが途切れない。
1話完結を繰り返してきた作家ならではの「話の畳み方」の上手さ、という気がする。
ページ数を買ったつもりが、密度を買っていた。
そういう一冊。
まとめ:退治に来た側が、最後には全部持っていかれる
おねショタ×フィオナというキャラ設定に、前後半で攻守が入れ替わる二段構成。それを商業連載クラスの画力で仕上げた一冊。
尺は短いが完結していて、「続きが見たい」という気持ちが素直に湧いてくる。
こういう人におすすめ
お姉さんが最終的に主導権を握る展開が好きな人、おねショタという組み合わせに刺さるものがある人には迷わず薦められる。巨乳の描き込みに重量感を求めている人にも絵柄との相性は高い。おねショタを初めて読んでみるという人の入門としても、設定・構成・画力のバランスが揃っているので損はないはずだ。
こういう人には向かない
30ページというボリュームに対して価格的なコスパを重視する人は、買い方を考えた方がいい。セール時が狙い目だ。おねショタというジャンル自体にピンとこない人には、設定の前提を楽しむのが難しいかもしれない。
最後に

FANZA専売のため、購入はFANZAのみ。ソーダ畑はほかにも数作品を出しているので、気に入ったら作者ページもあわせてチェックしてほしい。


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