シリーズ累計800万部を超えた伝説的NTR同人コミック『カラミざかり』、まさかの”その後”が描かれた。桂あいり(かつらあいり)先生による最新作『カラミざかり 同窓会編』を、ネタバレなしでレビューしていく。
作品詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | カラミざかり 同窓会編 |
| 作者 | 桂あいり |
| 配信開始日 | 2026/04/24 |
| ページ数 | 97ページ |
| 題材 | オリジナル |
| 作品形式 | コミック(JPG・PDF) |
| ジャンル | 寝取り・寝取られ・NTR / フェラ / おっぱい / 鬱勃起 / BSS |
| 販売サイト | FANZA(専売) |
あらすじ

高校時代、4人の関係は歪んだまま青春を終えた。
あれから13年──。山岸高成(やまぎしこうせい)は結婚を控え、それなりに前を向いて生きている。かつての親友・吉野貴史(よしのたかし)も、新山智乃(にいやまともの)も、それぞれの人生を歩み始めていた。
そんな中、同窓会で再会したのが飯田里帆(いいだりほ)だ。
あの頃と変わらない笑顔、変わらない空気感。だけど彼女の周りには、やっぱり”男”がいる──。交錯する想い、歪んだ関係が、時を超えてもう一度動き出す。
最後に待つのは、祝福か、呪いか。
👉 次は実際に読んでみた感想をお伝えします。
感想①:13年の空白が生んだ、変わった者と変わらなかった者

読み始めてすぐ、胸がざわついた。
高成は大人になっていた。結婚相手がいて、仕事があって、かつて自分を苦しめた”あの癖”とも折り合いをつけ始めている。貴史も智乃も、それぞれの場所で幸せを掴んでいる様子がちらりと描かれる。
──そんな中で、飯田だけが変わっていない。
13年という時間は、普通なら人を変える。価値観も、生活も、身体の関係に対するスタンスも。だけど飯田は、同窓会で再会した瞬間から、あの頃と同じ温度で”流されて”いく。この「変わらなさ」が、本作最大の切なさの源泉だと感じた。
桂あいり先生がすごいのは、それを悲劇として安易に描かないところだ。飯田のなかでは、これが自分なりの”在り方”として成立してしまっている。壊れているのか、それとも最初からこうだったのか──読者に判断を委ねるあの淡々としたタッチが、余計に胸に刺さる。
感想②:結婚式×ビデオ通話──桂あいりにしか描けない”対比”の残酷さ

本作のクライマックスは、構成の妙に尽きる。
高成の結婚式という”人生で最も神聖な瞬間”と、飯田の”あのシーン”が、ビデオ通話を介して同時進行する。純白のドレスと、汚れたシーツ。祝福の言葉と、行為の声。この二つが交互に切り替わるモンタージュ演出は、もうエロ同人の域を超えている。
特に圧巻なのが、ラストの「…誓います。」だ。
あれは高成の言葉なのか、飯田の言葉なのか。誰に向けたものなのか。作中では一切説明されない。だからこそ、読み終えた後に何度も頭の中でリフレインする。高成が新しい人生を選ぶ言葉にも読めるし、飯田が歪んだ形で高成への想いを貫く宣誓にも読める。
この”解釈を読者に委ねる”構造は、シリーズ通して桂先生が一貫してやってきたことだ。カラミざかりは「NTRれる側とNTRせる側の共犯関係」を描く物語だと言われてきたけれど、同窓会編はその到達点。二人の関係に名前をつけること自体が野暮だと思わせる、それくらいの密度があった。
感想③:エロとしての評価──乱交シーンの破壊力と「物足りなさ」の正体

実用面の話もしておく。
まず、シリーズ初となる中出し描写がある。これまで飯田のそういったシーンは明確に描かれてこなかったので、ファンにとってはかなりのインパクトだったはず。大人になった飯田の身体つきの色気も段違いで、画力は相変わらず圧倒的。
後半の乱交シーンも迫力がある。複数の男に囲まれる飯田の構図は、本作のテーマ──「彼女にとってセックスは自己解放であり、相手は誰でもいい」──を視覚的に突きつけてくる。
一方で、「抜き」を目的に読む場合は、過去作ほどのボリュームは感じにくいかもしれない。竿役が新キャラのモブで、貴史や坊主といったシリーズのお馴染みが絡まない構成になっている。FANZAレビューでも「3の大学生パートほどの興奮はなかった」「もっと行為シーンが長くても良かった」という声は一定数あった。
ただ、それは”物語としての完成度”にページを割いた結果でもある。97ページという尺で、4人のその後・同窓会の空気感・行為シーン・結婚式の演出をすべて詰め込んでいるのだから、エロのボリュームがやや控えめになるのは構造上の必然だろう。ストーリーに感情を持っていかれる作品であることは間違いない。
まとめ:NTRの金字塔が描いた、歪んだ愛の結末

『カラミざかり 同窓会編』は、エロ同人としては異例なほど”読後感”が残る一作だった。
FANZAレビューは65件・平均4.15点。発売4日でトータル販売数29,000超、24時間ランキング1位。数字が作品の求心力を物語っている。
こういう人におすすめ
- カラミざかりシリーズを追いかけてきた人(必読)
- NTR・BSSジャンルで”感情を揺さぶられたい”人
- エロだけでなく、キャラクターの人生ごと味わいたい人
- 桂あいり先生の画力・演出力のファン
こういう人には向かない
- シリーズ未読で本作から入ろうとしている人(過去作の積み重ねが前提)
- ガッツリ長尺のエロシーンだけを求めている人
- 貴史や坊主など過去キャラの再登場を期待している人
- 読後に胸がざわつくのが苦手な人
最後に
13年越しの再会、そしてあの結末。読み終えた今も「…誓います。」の意味をぐるぐる考えてしまっている。それ自体が、この作品の勝利だと思う。
気になった方は、ぜひ本編で確かめてほしい。


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